H22年11月15日~19日(感染情報)
平成22年11月15日(月)~11月19日(金)の定点における発生状況をお知らせします。
定点23園の対象人数(定員)は2,475名です。
この週の延べ欠席者数 658名
欠席理由の主なもの(下記の人数は延べ人数です。)
症状では 熱(240名),咳(69名),体調不良(69名),下痢(52名),嘔吐(22名)
疾病ごと 風邪(37名),おたふくかぜ(22名),水痘(22名)気管支炎・肺炎(15名)
マイコプラスマ肺炎(8名),感染性胃腸炎(9名),流行性角結膜炎(7名)とびひ(登園5名),インフルエンザ(2名)
【医師からのコメント】
風邪症状増加。嘔吐下痢症も増加。インフルエンザがあります(地域性あり)。
水痘の急上昇。流行性角結膜炎があります。
【症状別の発生状況】
全体的に風邪,咳,下痢,体調不良が増加傾向です。嘔吐は減少しました。
[おたふくかぜ]玉山,河北,都南地域であり,厨川地域で増加ました。
[水痘]盛南,都南地域で増加しました。
[気管支炎・肺炎]河北,盛南地域でありました。
[感染性胃腸炎]厨川地域で増加しました。
[マイコプラスマ感染症]厨川,盛南地域でありましたが,減少傾向です。
[流行性角結膜炎]盛南,都南地域でありました。
[とびひ]厨川地域でわずかながらありました。
[インフルエンザ]盛南地域でわずかながらありました。
【県の状況(11/8~11/14)】
感染性胃腸炎が,前週より大幅に増加しています。中部,奥州及び宮古地区で定点あたり患者数が10名を超え,例年より早い時期に患者数の増加が始まっています。
県内でノロウイルスを原因とする集団発生例が報告されています。
水痘が,宮古地区で注意報値を超えました。
おたふくかぜが,一関地区で注意報値を超えました。
【 盛岡市医師会(感染症対策委員会) 】