H25年11月25日から29日(感染症)
平成25年11月25日(月)~11月29日(金)の定点における発生状況をお知らせします。
定点23園の対象人数(定員)は2,515名です。
この週の延べ欠席者数 573名
1日あたりの延べ欠席者数 115名(前週の1日あたりの延べ欠席者数 95名)
欠席理由の主なもの(下記の人数は延べ人数です。)
症状では 熱(201名),咳(57名),嘔吐(49名),体調不良(44名)
疾病ごと 水痘(103名),風邪(18名),流行性角結膜炎(16名),
感染性胃腸炎(11名)
風邪,下痢の小流行状態が続いています。
水痘,頭シラミが急増しています。流行性角結膜炎が増加しています。
インフルエンザワクチンを忘れずに接種しましょう。
【症状別の発生状況】
水痘 盛南・河南地域で急増,厨川地域で引き続き流行しています。
風邪 河北地域で多く見られます。
流行性角結膜炎 都南地域で微増しました。
感染性胃腸炎 河北地域で発生しています。
頭シラミ 欠席者はいませんが,河北・都南地域で流行しています。
【県の状況(11/18~11/24)】
インフルエンザは,流行前であるが前週より増加しました。盛岡市,中部,一関および釜石地区から報告があり,11月に入ってから,釜石地区では4件,中部地区で1件の学校等の休業措置がとられています。ワクチンは効果が現れるまで2週間程度かかるので,早めに接種を受けることが勧められます。接種を希望される方は医療機関にお問い合わせください。
水痘(みずぼうそう)は,増加し,二戸地区で警報値(定点あたり患者数7人)を,一関地区で注意報値(同4人)を超えています。
感染性胃腸炎は,やや増加しました。過去5年間のこの時期に比較してかなり少ない状況が続いていますが,例年この時期に増加するので今後の発生の動向に注意が必要です。